松本農場「とちぎ和牛」

　とちぎには自慢の和牛があります。柔らかく、きめが細かい肉質、上質な甘みと風味を楽しめるのが「とちぎ和牛」です。小山市にある松本農場で飼育されたとちぎ和牛は、全国トップレベルの品質を誇る和牛です。

　栃木県や全国の品評会でたびたび最優秀賞を受賞している、生産者の松本一男さん。昭和61年に就農し、父親から牛の肥育を学びました。現在は、奥様と２人で200頭の黒毛和牛を肥育。「ストレスをかけずに、しっかり食べさせて、ゆっくりと寝める（やすめる）環境づくりを心がけています」と松本さん。最近では交雑牛でも和牛にも負けないサシが入った肉も出てきており、見た目の判断は難しくなっていると言います。それでも和牛は焼いた時に、得も言われぬ甘い香りが漂います。口に入れた時に鼻に抜けるこの旨味と香りこそ和牛の真骨頂。「食べた時にこそ違いがわかる」との言葉に松本さんの生産者としての自信が感じられます。

　飼料には、トウモロコシや大麦、大豆かすなどのほか、腸内環境を整えるために稲わらを与えています。また、肥育後期には米を添加した飼料を与えることがとちぎ和牛の認定条件になっています。とちぎ和牛の知名度をさらにアップさせて、消費者にとちぎ和牛を選んで食べてもらえるようしたいと、松本さんは語ります。

　鬼怒川温泉ホテルではプレ90周年を記念して、とちぎ和牛のメニューを用意いたしました。

　個室ダイニング結坐では、冬のお献立でとちぎ和牛を味わうことが出来ます。メインのお鍋でとちぎ和牛の他、霧降高原牛、とちぎ夢ポークを食べ比べ。地元で育った和牛の旨味をご堪能ください。

　更にとちぎ和牛を味わいたい方には、別注料理とちぎ和牛のステーキをどうぞ。良い和牛はシンプルに味わうのが一番。自慢のとちぎ和牛の甘み、旨味を存分にご堪能いただけます。

提供期間：2020年12月1日～2021年2月28日予定